2010年代 後半 / 全11話
いぬやしき
『いぬやしき』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はMAPPA。主放送局・系列はCX。放送期間は2017年10月13日 - 12月22日。話数は全11話です。
あらすじ・ネタバレ
家族からも存在を軽く扱われている初老の会社員・犬屋敷壱郎は、ある夜の事故を境に、全身を機械化された謎の存在へ変えられてしまう。同じ事故に巻き込まれた高校生の獅子神皓も、犬屋敷と同じ力を手に入れる。犬屋敷は戸惑いながらも、病人を治し、事故や事件に遭った人を救うために能力を使い始める。一方の獅子神は、圧倒的な力で自分を認めなかった社会へ復讐し、無差別な攻撃によって恐怖を広げていく。二人の生き方は対照的に分かれ、やがて犬屋敷は家族や多くの人々を守るため、獅子神と直接対峙することになる。
豆知識・雑学・よくある質問
公式サイトが掲げる「じじいがヒーローか…!」という言葉の通り、主人公は若く華やかなヒーローではなく、家庭でも職場でも目立たない中年男性である。機械の身体には飛行や通信、治療など現実離れした能力が備わるが、犬屋敷はまず目の前の患者を救うために使う。対して獅子神は同じ力を承認欲求や怒りのために利用し、能力そのものより使う人間の倫理が問われる。よくある質問の「犬屋敷はなぜ戦うのか」については、特別な使命を与えられたからではなく、誰にも必要とされないと感じていた自分でも他人を助けられると知ったからだと考えられる。
視聴者の感想・考察まとめ
犬屋敷と獅子神は、善人と悪人を最初から分けて配置された存在ではなく、孤独をどう処理するかで別の道へ進んだ二人に見える。犬屋敷は家族に認められない寂しさを、他者を救う行動によって乗り越えようとする。獅子神は愛する人を守りたい気持ちを持ちながら、社会への憎しみを力で押しつけるため、救済と破壊が同じ根から生まれてしまう。家族が犬屋敷の正体を知る過程も、外見や肩書きではなく、積み重ねた行動が人を判断するという主題に結びつく。派手なSFバトルの裏側で、誰かに必要とされることと、他人を必要とすることの意味を描いた物語である。
読み方・略称・英題
イヌヤシキ / INUYASHIKI
SNSの反応集
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