2010年代 後半 / 全24話

ちはやふる3

『ちはやふる3』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はマッドハウス。主放送局・系列はNTV。放送期間は2019年10月23日 - 2020年3月25日。話数は全24話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

高校2年生の夏、瑞沢高校かるた部は新入部員とともに全国大会へ出場し、団体戦で常勝校の富士崎高校を破って念願の初優勝を果たす。個人戦では太一がB級、新がA級で優勝し、千早は右手の負傷を乗り越えて手術を受ける。千早はクイーンになる夢を諦めず、太一とともに富士崎高校の厳しい夏合宿へ参加し、名人・クイーン戦を目指して練習に励む。しかし出場を左右する事実を知り、競技だけでなく将来の進路や自分の身体とも向き合うことになる。一方、新は自分一人で強くなる道から、仲間とチームを作ってかるたの可能性を広げる道へ進もうとする。新たなライバルや強豪選手との試合が続く中、千早、太一、新の三人はそれぞれ違う形でかるたへの情熱と相手への思いを抱え、全国の頂点とその先を目指していく。競技かるたの勝負と、進路を選ぶ高校生の青春を並行して描く第3期である。

豆知識・雑学・よくある質問

競技かるたは百人一首の札を使い、読み手が上の句を読み始めた瞬間に、選手が下の句の札を取り合う競技である。記憶力だけでなく、札の配置、相手の動き、読みの速さ、集中力、チーム内の役割が勝敗を左右する。団体戦では選手ごとに担当する札や相手との相性があり、個人の勝利とチーム全体の勝利が一致しないこともある。千早はクイーン若宮詩暢を目標にし、太一は理論と努力で強さを積み上げ、新は自分のかるたを広めるために部の創設へ動く。三人が同じ競技を愛しながら、目指す場所や強くなり方が異なることがシリーズの緊張感を作る。第3期は全国大会の達成感の後から始まるため、勝つことだけでなく、次の目標を失わずに進むことがテーマになる。和歌の言葉や季節感が、現代の高校生の恋愛や友情と重なって響く点も作品の見どころである。

視聴者の感想・考察まとめ

千早、太一、新の三人は、同じものを見ているようで、かるたを通して得たいものが違う。千早はクイーンという高い目標へ一直線に進むが、身体の故障や将来の不安によって、情熱だけでは続けられない現実を知る。太一は努力すれば届くと信じたい一方、才能に恵まれた新や千早との比較から、自分の価値を勝敗で測ってしまう。新は個人の強さをチームへ広げようとし、競技人口や仲間を増やすことで、かるたそのものの未来を考える。三人の関係は恋愛の三角形だけでなく、同じ夢を持つ者同士が互いを刺激し、ときに距離を置くことで成長する関係でもある。全国優勝はゴールではなく、達成後に何を目指すかを問い直す通過点だろう。札を取る一瞬のために長い時間を積み重ねる姿から、青春とは結果だけでなく、同じ情熱を共有した過程そのものだと感じられる。

読み方・略称・英題

Chihayafuru 3

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