2010年代 前半 / 全12話

てさぐれ!部活もの あんこーる

『てさぐれ!部活もの あんこーる』は、2010年代 前半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社は吉祥寺トロン。主放送局・系列はNTV。放送期間は2014年1月11日 - 3月29日。話数は全12話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

桃成高校のてさぐり部では、あんこ、ひーな、ひかる、こはるんら女子生徒が、まだ世の中に定着していない理想の部活動を考えている。彼女たちは毎回、既存の部活を参考にしながら、どんな部員がいそうか、どんな練習や大会があるか、どうすれば面白くなるかを自由に話し合う。実際に活動するより、部室での会話とアドリブの掛け合いが中心で、話が脱線するほどキャラクターの関係性が見えてくる。前シリーズから続く部員たちは、部活らしい結論へたどり着こうとするものの、妄想やツッコミが重なって毎回予想外の方向へ進む。ゲーム的な遊びやメタ発言も加わり、部活動を題材にした即興コメディとして展開する。

豆知識・雑学・よくある質問

本作は3DCGの女子高生たちが部室で会話する形式を取り、声優のアドリブやフリートークに近いテンポが特徴である。『てさぐり部』という名前通り、実在する部活動をそのまま再現せず、架空の部活の設定を考えること自体が活動になっている。よくある質問の、何部なのかについては、既存の枠に収まらない新しい部活を探すための部として描かれる。メンバーごとにボケ、ツッコミ、天然、まとめ役など役割があるが、話題によって立場が入れ替わる。短編アニメながら声優の掛け合いが物語を動かし、台本と即興の境界を楽しむ作品である。

視聴者の感想・考察まとめ

本作の面白さは、部活動の目的を達成することより、目的を考え続ける時間そのものを肯定している点にある。少女たちは何かを完成させようとしては脱線するが、会話の過程で互いの好き嫌いや考え方を知り、部室が居場所になっていく。理想の部活を妄想することは、現実の学校で決められた役割から少し離れ、自分たちでルールを作る練習でもある。結論が曖昧なまま終わる回も、答えがないからこそ参加者が自由に想像できる余白を残す。部活ものの熱血や大会を期待すると異色に見えるが、何気ない会話を共有することが青春になるという感覚を、メタな笑いと即興性で表現した作品だ。

読み方・略称・英題

てさぐれ!部活もの あんこーる / てさぐれ部活もの

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