2010年代 前半 / 全10話

わしも WASIMO(第1期)

『わしも WASIMO(第1期)』は、2010年代 前半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はスタジオディーン。主放送局・系列はNHK Eテレ。放送期間は2014年3月10日 - 3月21日。話数は全10話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

ひよりの家に、祖母の代わりとして作られたロボットおばあちゃん・わしもがやって来る。わしもは家事や見守りをするための機械だが、孫のひよりと一緒にいるうちに、便利な家電では説明できないほど個性的な行動をするようになる。料理、学校の宿題、友達との遊び、近所への外出など、毎日の出来事がわしもの過剰な機能や勘違いによって騒動へ変わる。ひよりは迷惑に思うこともあるが、わしもが家族を大切にしようとしている気持ちを知り、ロボットと人間が一緒に暮らす方法を考えていく。

豆知識・雑学・よくある質問

わしもは「おばあちゃん」の役割を担うロボットでありながら、昔ながらの知恵と機械ならではの性能を混ぜている。体を伸ばしたり、計算したり、家事を自動化したりできるが、機能を使いすぎてかえって生活をややこしくすることもある。ひよりや家族の言葉を文字通りに受け取るため、冗談や思春期の微妙な感情を理解できず、そこから会話のずれが生まれる。一方で、わしもの融通の利かなさは、家族を守ろうとする一途さの裏返しでもある。人間の祖母を完全に再現するのではなく、ロボットだからこそ生まれる愛情表現と失敗を、短いコメディーで描いている。

視聴者の感想・考察まとめ

本作は、高齢者の知恵や家族の記憶を機械へ置き換えるだけで、本当に同じ存在を作れるのかという問いを、深刻になりすぎない形で扱う。わしもは祖母の代替品として導入されるが、ひよりとの生活を通じて、元の設計にはなかった関係を築いていく。ひよりも、面倒を見てもらうだけの子どもから、わしもの失敗や孤独を気遣う存在へ変わる。よくある疑問として子育てロボットの話なのかと思われるが、中心にあるのは家族の中で役割を分け、互いの不完全さを受け入れることだ。笑いながら、記憶、介護、世代間のつながり、人工知能との共生を考えられる作品である。

読み方・略称・英題

わしも WASIMO(第1期) / わしも

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