2020年代 前半 / 全12話

ピーチボーイリバーサイド

『ピーチボーイリバーサイド』は、2020年代 前半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社は旭プロダクション。主放送局・系列はTOKYO MXほか。放送期間は2021年7月1日 - 9月16日。話数は全12話です。

あらすじ・ネタバレ

小さな国の姫サリーは、外の世界を見てみたいという願いから城を抜け出し、旅の途中で桃の力を持つ少年ミコトと出会う。ミコトは鬼を退治する強大な力を持ち、鬼を全て敵と見なして各地を巡っていた。一方、サリーも鬼の力に反応する桃子の目を持つようになり、鬼と人間が共存できる道を探し始める。旅の仲間となるフラウやホーソンらとともに、種族間の偏見や国同士の争いへ巻き込まれ、サリーは優しさだけでは守れない現実と向き合っていく。

豆知識・雑学・よくある質問

桃太郎伝説を下敷きにしているが、鬼を退治する英雄が必ず正しいという構図を反転させ、鬼にも個体差や感情や生きる事情があることを描く。よくある質問の「サリーとミコトは何が違うのか」については、サリーが共存の可能性を信じるのに対し、ミコトは鬼の危険性を知った上で殲滅を選ぼうとする点にある。桃子の目は鬼の力を見抜く能力で、使う者の感情によって戦闘の結果が変わる。鬼退治の力は大きいほど便利に見えるが、怒りや復讐と結び付けば、無関係な鬼まで犠牲にしてしまう。童話のキャラクター名を使いながら、立場が入れ替わる異世界ファンタジーとして構成されている。

視聴者の感想・考察まとめ

サリーは王族として人々を守る責任を持つが、城の外に出たことで、鬼を恐れる人間と、人間に追われる鬼の双方が同じ不安を抱えていると知る。ミコトの強さは、守るために敵を倒す力である一方、倒すことそのものが目的になってしまう危険を含む。フラウの正体やホーソンの信念は、種族や職業で相手を判断できないことを補強し、仲間の多様さがサリーの考えを変えていく。物語の時系列が前後する構成では、人物の決断が後から別の意味を持つため、旅の結果だけでなく、なぜその道を選んだかに注目したい。感想としては、童話的な冒険と爽快な異能バトルを楽しみながら、正義の名で他者を一括りにする危うさと共存の難しさを考えさせる作品である。

読み方・略称・英題

ピーチボーイリバーサイド/Peach Boy Riverside

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