2010年代 後半 / 全25話

フルーツバスケット(第2作)

『フルーツバスケット(第2作)』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はTMS/8PAN。主放送局・系列はTX。放送期間は2019年4月6日 - 9月21日。話数は全25話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

本田透は、草摩家の十二支の物の怪憑きたちと同居し、彼らが抱える呪いと家族の傷を知っていく。異性に抱きつかれると動物の姿へ変身する由希、夾、紅葉らは、草摩家当主・慊人から離れられず、家族の中で役割を演じることを強いられている。透は、由希が周囲の期待する王子様像に苦しんでいること、夾が猫として疎外されてきたこと、紅葉が家族との別れを受け入れようとしていることに気付く。新たな学年で、学校の生徒会、由希の過去、夾の師匠、草摩家の秘密が表面化し、恋愛や友情の関係も変化する。透は皆を無理に変えようとせず、ただ相手の痛みを聞き、自分もまた悲しみや怒りを抱えていることを認めていく。

豆知識・雑学・よくある質問

十二支の動物への変身は、かわいらしいファンタジー設定であると同時に、家族内の役割から逃れられない呪いの象徴。由希は『王子様』として持ち上げられることで本当の友人を作れず、夾は猫という例外の立場に置かれる。生徒会のメンバーは、由希を理想化せず、欠点や弱さを持つ一人の人間として見る役割を担う。草摩家の大人たちも、呪いを守る側、壊したい側、利用する側に分かれ、それぞれの愛情が支配や保護へ変わる危険を持つ。透の母・今日子の言葉や思い出は、子どもの選択を信じる愛情と、親の罪悪感の両方を物語へ与える。学校と家という二つの居場所が、キャラクターの別の顔を見せる舞台になる。

視聴者の感想・考察まとめ

第2作では、透が誰かを救うだけの優しい少女から、自分の心も守らなければならない人間へ変わっていく。由希は透を理想の母親のように見ていた気持ちを整理し、同年代の仲間と対等な関係を築こうとする。夾も透への想いと、自分が猫として背負う罪を分けて考える必要がある。家族だから愛する、呪いだから従うという価値観を疑い、自分の意思で誰と生きるかを選ぶことがテーマ。穏やかな学校生活の裏に重い過去があり、笑いと涙の落差が大きい。物語の最終的な救済へ向かう途中で、登場人物が自分の傷を言葉にする過程を丁寧に味わえるシーズンだ。

読み方・略称・英題

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