2000年代 後半 / 全12話

伯爵と妖精

『伯爵と妖精』は、2000年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はアートランド。主放送局・系列はUHF。放送期間は2008年10月7日 - 12月23日。話数は全12話です。

あらすじ・ネタバレ

十九世紀のイギリスで妖精を見る力を持つ少女リディア カールトンは人と妖精の間を取り持つ妖精博士として暮らしている。彼女の前に自らを青騎士伯爵の末裔と名乗るエドガーが現れ聖なる剣を探してほしいと依頼する。魅力的だが過去に謎の多いエドガーと行動を共にするうちリディアは妖精の伝承だけでなく彼を追う陰謀や一族の秘密にも巻き込まれていく。恋愛と冒険が重なり二人の信頼が少しずつ試される物語である。

豆知識・雑学・よくある質問

妖精博士は妖精の存在を証明する研究者というより人間社会と妖精の領域を調停する専門家として描かれる。作中にはケルピーや妖精の血を引く者など民間伝承を思わせる存在が登場し人間の常識だけでは解けない事件を形作る。エドガーの従者レイヴンや猫の姿をしたニコもそれぞれ異なる立場から二人を支える。十九世紀英国の貴族社会とケルト的な妖精観を組み合わせた世界観が作品の個性になっている。

視聴者の感想・考察まとめ

リディアはエドガーに惹かれながらも彼の言葉を簡単には信じず自分の知識と判断で危機を切り抜けようとする。その慎重さがあるため恋愛が一方的な救済にならず互いの傷や秘密を受け止める関係へ進んでいく。青騎士伯爵という称号も血筋だけで人を正当化するものではなくエドガーが本当の自分を選び直せるかという問いにつながる。妖精と人間の境界を通じて信頼とは相手を理想化せず理解し続けることだと考えられる。

読み方・略称・英題

伯爵と妖精、はくしゃくとようせい、Earl and Fairy

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