2010年代 前半 / 全12話

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。

『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』は、2010年代 前半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はアスリード。主放送局・系列は独立局。放送期間は2013年10月4日 - 12月20日。話数は全12話です。

あらすじ・ネタバレ

魔王が倒され勇者制度が廃止された世界でラウル・チェイサーは勇者になるための教育を受けていた。しかし卒業直前に魔王が討伐され夢を失い大手魔法家電店レオン王都店へ就職する。そこで出会った新人店員フィノは魔王の娘であり人間の社会をほとんど知らなかった。ラウルは接客や商品説明を教えながら家電を売る仕事に取り組みフィノも持ち前の魔力と素直さで成長していく。元勇者候補と元魔王の娘が同じ職場で働くことで人間と魔族の関係や職業の価値が日常の騒動を通じて描かれる。

豆知識・雑学・よくある質問

豆知識・よくある質問として作品の魔法家電は魔力を動力にした冷蔵庫や掃除機や炊飯器など現代の家電を異世界風に置き換えた商品である。ラウルは戦闘訓練を受けているが店員として必要な売上や接客や在庫管理に苦労する。フィノは魔族の血を引くため強い魔力を持つ一方で人間の買い物や言葉遣いを知らず失敗を重ねる。勇者と魔王が敵対していた時代が終わった後も偏見や利害の違いは残っており家電店が異なる種族が顔を合わせる場所になる。題名のしぶしぶ就職は夢を失った青年の再出発を表している。

視聴者の感想・考察まとめ

考察・感想では勇者と魔王という物語の中心だった対立を終わった後の就職と接客の問題へ置き換えている点が面白い。ラウルは英雄になれなかった挫折を抱えるが客の生活を便利にする仕事を通じて誰かを助ける別の方法を知る。フィノは元魔王の娘という出自だけで警戒されるが商品を説明し人と会話する経験によって敵ではなく同僚として認められていく。戦闘力が高い者だけが価値を持つ社会から日常を支える技術やサービスにも誇りがある社会への変化が描かれ魔法家電は異文化をつなぐ道具になる。世界を救う大冒険の後にも生活と仕事が続くという視点が作品の魅力である。

読み方・略称・英題

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。/ゆうしぶ

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