2010年代 前半 / 全24話
屍鬼
『屍鬼』は、2010年代 前半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社は童夢。主放送局・系列はCX。放送期間は2010年7月8日 - 12月30日。話数は全24話です。
あらすじ・ネタバレ
山間の小さな村・外場で、ある夏に不自然な一家が引っ越してくる。村では高熱と貧血を伴う死者が相次ぎ、医師の尾崎敏夫や高校生の結城夏野は、連続死の原因が病気だけではないと疑い始める。夜の闇に現れる人影、失踪した村人、葬儀の後に戻ってくる死者の噂が重なり、村の日常は崩れていく。屍鬼と呼ばれる存在が生者を襲い、死者が新たな屍鬼を増やす中、村人たちは生き残るために戦うが、敵とされた者にもかつての生活と家族があることを知る。
豆知識・雑学・よくある質問
屍鬼は死後に蘇り、生きている人間の血を吸って生きる存在。感染や吸血によって仲間が増えるため、村で起こる死者の増加は病気と同じように広がる。外場は閉鎖的な集落で、病院、寺、葬儀、家族、村の噂が生活の中心になるため、異変を隠すことが難しい。医師の尾崎は医学的な原因を調べ、僧侶の室井は宗教と倫理の問題を考える。屍鬼側にも人間だった記憶や飢え、家族への執着が残るため、吸血鬼を単純な怪物としてではなく、死と生の境界にいる人間として描いている。
視聴者の感想・考察まとめ
屍鬼を殺せば村人を救えるが、屍鬼になった者の中には、自分の意思で死者になったわけではない人もいる。生者側が「人間」を守るために屍鬼を排除するとき、かつて隣人だった相手を害することになる。逆に屍鬼側も生きるために人間を襲うため、被害者と加害者の位置は簡単に分けられない。閉鎖的な村の共同体は、噂と同調圧力によって人を守る一方、異なる者を排除する。死者が戻る恐怖は、不老不死への憧れではなく、普段の倫理や家族の関係が崩れた時に、自分は何を人間と呼ぶのかを問う。生き残ることだけでなく、相手を人として見る可能性を失わないことが作品の重い主題になっている。
読み方・略称・英題
屍鬼 / Shiki / shiki
SNSの反応集
各話の視聴
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