2020年代 前半 / 全11話

憂国のモリアーティ(第1クール)

『憂国のモリアーティ(第1クール)』は、2020年代 前半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はProduction I.G。主放送局・系列はTOKYO MX、BS11、AT-X、MBS。放送期間は2020年10月11日 - 12月20日。話数は全11話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

19世紀末のイギリス。階級制度が社会を縛る中、孤児だったウィリアムはアルバート、ルイスと兄弟になり、腐敗した貴族社会を変えるための計画を始める。数学教授となったウィリアムは、犯罪の相談役として虐げられた人々に手を差し伸べ、貴族の犯罪を利用して彼らを断罪していく。三兄弟の標的は、身分を盾に弱者を踏みにじる人物たち。やがて犯罪卿の噂は広がり、名探偵シャーロック・ホームズもその存在を追い始める。第1クールでは、ウィリアムの理念と計画の輪郭が示される一方、兄弟の絆が単純な正義では済まない危うさも浮かび上がる。

豆知識・雑学・よくある質問

作品はコナン・ドイルのホームズ譚を下敷きにしながら、探偵側ではなくモリアーティ側から19世紀ロンドンを見直す構成になっている。ウィリアムの「犯罪相談役」は、依頼人の復讐を直接代行する職業ではなく、社会の仕組みと相手の欲望を分析して、事件そのものを設計する役割だ。よくある質問として、モリアーティは本当に悪人なのかという点があるが、貴族の暴力を止めるために犯罪を使う彼の方法は、救済であると同時に新たな犠牲を生む。アルバートとルイスも単なる協力者ではなく、同じ目的を別々の感情で支える兄弟として描かれる。ミステリー、復讐劇、階級批判を組み合わせた作品である。

視聴者の感想・考察まとめ

ウィリアムの計画は、悪を倒して善い社会を作るという単純な英雄譚ではない。彼は貴族制度そのものを揺さぶるために、世間が理解しやすい「犯罪者」を演じ、民衆の怒りを一つの方向へ集めようとする。その過程で、誰を救い誰を切り捨てるかを自分が決める危険な立場に立つ。ホームズとの対立は、善悪の決戦というより、同じ事件を異なる倫理と推理で見る二人の知性の衝突といえる。感想としては、華麗な謎解きの裏に、正義を独占した者が別の支配者になってしまう可能性が隠れている点が魅力であり、ウィリアムの理想を無条件に肯定しない余白が作品を深くしている。

読み方・略称・英題

憂国のモリアーティ/モリアーティ(ゆうこくのモリアーティ)

SNSの反応集

各話の視聴

価格raw / sub
1話無料
2話無料
3話無料
4話無料
5話無料
6話無料
7話無料
8話無料
9話無料
10話無料
11話無料