2010年代 後半 / 全10話

攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE

『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はProduction I.G。主放送局・系列はTOKYO MXほか。放送期間は2015年4月5日 - 6月14日。話数は全10話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

公安9課がまだ組織されていない時代、全身義体の草薙素子は、軍や警察、企業の思惑が交差するサイバー犯罪を追う。彼女はバトー、トグサ、サイトーら後の仲間たちと別々の立場で出会い、事件ごとに協力と対立を繰り返す。電脳をハッキングする犯罪者、記憶を改ざんされた兵士、ネットワーク上の情報を操る勢力を前に、素子は自分が何者で、誰の命令に従うのかを問い直す。個人の身体と記憶がデータ化された社会で、真実を守ることと国家の秩序を守ることが一致しない緊張を描く、9課誕生前のSF捜査劇である。

豆知識・雑学・よくある質問

『攻殻機動隊ARISE』の劇場版・OVAシリーズをテレビ向けに再構成した作品で、放送版では一部の新規エピソードも加えられている。士郎正宗の原作や過去の映像シリーズより前の時代を扱い、草薙素子が若く、まだ現在の仲間と固定された関係を築いていない点が特徴。よくある質問では過去作とのつながりが挙がるが、声優やデザイン、設定を刷新した別解釈の前日譚として見るのがよい。電脳化や義体化は未来の道具であると同時に、人格、所有権、記憶の信頼性を問うための設定になっている。

視聴者の感想・考察まとめ

ARISEの素子は、完成された少佐というより、自分の組織と身体を自分で選び直そうとする若い戦士として描かれる。彼女は他者を信じないのではなく、誰かの正義をそのまま受け取ることを拒み、情報の裏側まで確かめようとする。電脳社会では記憶さえ操作できるため、真実は客観的な記録だけでなく、誰が何を守ろうとしたかという意思にも宿る。仲間たちとの出会いが後の9課を形作る過程は、組織の誕生であると同時に、孤独な個人が共闘を選ぶ物語として味わえる。

読み方・略称・英題

攻殻、こうかくきどうたい

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