2000年代 後半 / 全16話

BACCANO! -バッカーノ!-

『BACCANO! -バッカーノ!-』は、2000年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はブレインズ・ベース。主放送局・系列はWOWOW。放送期間は2007年7月26日 - 11月1日。話数は全16話です。

あらすじ・ネタバレ

禁酒法時代のアメリカを舞台に、マフィアの抗争、列車ジャック、錬金術師の不死の酒、若者たちの逃亡が複数の時間軸で交差する群像劇である。1930年代の列車フライング・プッシーフットでは、フェリックス・ウォーケンやラッドらがそれぞれの目的で動き、同じ事件が乗客ごとに異なる物語として展開する。フィーロやラックやアイザックとミリアのような人物が、裏社会の暴力に巻き込まれながらも、自分なりの友情や欲望を貫く。1711年の船上で起きた不死者の誕生が、後世のマフィアや犯罪者の運命をつないでいく。

豆知識・雑学・よくある質問

不死の酒を飲んだ者は傷が癒える身体を得るが、永遠の命は祝福だけでなく、仲間を失いながら生き続ける苦痛をもたらす。よくある質問の「誰が主人公なのか」については、一人の主人公を追うのではなく、視点人物が変わるたびに事件の見え方が変わる群像形式になっている。アイザックとミリアは犯罪に関わっても悪意がなく、二人の無邪気な行動が殺伐とした世界へ奇妙な明るさを持ち込む。列車の乗客やマフィアや不死者は、同じ場にいても知っている情報が異なるため、視聴者は後から出来事のつながりを組み立てる。酒や禁酒法や新聞報道が、時代の空気と人物の立場を示す小道具として使われている。

視聴者の感想・考察まとめ

不死者たちは死ねないことで自由になったように見えるが、過去の仲間や自分の罪から逃げられず、長い時間が彼らを善人にも怪物にも変えていく。マフィアの抗争も正義と悪の対立ではなく、家族や忠誠や利益を守るために人がどこまで暴力を選ぶかという問題として描かれる。フィーロが仲間を守ろうとする姿と、ラッドが殺しを楽しむ姿を並べることで、同じ不死の力を持っても生き方は分かれる。時系列を組み替えた構成は、結果を先に見せることで原因や人物の動機を知りたい気持ちを強める。感想としては、スピード感ある列車アクションと奇妙な犯罪者たちの会話を楽しみながら、永遠に続く人生と一瞬の友情の価値を描いた、何度も見返したくなる群像アニメである。

読み方・略称・英題

BACCANO! / バッカーノ!

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