2010年代 後半 / 全12話

BEM

『BEM』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はランドック・スタジオ。主放送局・系列はTX。放送期間は2019年7月15日 - 10月14日。話数は全12話です。

あらすじ・ネタバレ

人間の姿になりきれない異形の存在ベム、ベラ、ベロは、人間と妖怪が共存する都市で、社会から恐れられながらも人々を守っている。街では怪物による事件だけでなく、権力者の陰謀や差別や人体実験の影が広がり、三人は人間になる方法を求めながら危険な事件へ巻き込まれる。刑事ソニアは怪事件を追う中で彼らの存在を知り、敵として扱われてきた者たちが誰よりも人命を救おうとしていることに気付く。ベムたちは正体を隠して暮らすだけでなく、自分たちが人間と呼ばれる資格とは何かを問い続ける。

豆知識・雑学・よくある質問

『妖怪人間ベム』を現代的なダークファンタジーとして再構成した作品で、ベムたちの異形の姿は恐怖の象徴であると同時に、社会から排除される者の比喩になっている。三人は人間の善意にも悪意にも接し、見た目だけで怪物と決めつけることの危うさが描かれる。よくある質問の「ベムたちはなぜ人間になりたいのか」については、外見を変えたいだけでなく、誰かと同じ社会に所属し、愛される存在として認められたい願いがあるからだと考えられる。ベラとベロの性格や戦い方の違いは、同じ境遇でも生き方を一つに決められないことを示す。刑事視点と怪人視点が交差する構成も特徴である。

視聴者の感想・考察まとめ

ベムたちは人間になることを目指すが、彼らが人間のために行う自己犠牲は、逆に人間社会の身勝手さを浮かび上がらせる。人間側が怪物を作り出し、危険になれば排除しようとする構図は、異形の存在を恐れる心がどこから生まれるかを考えさせる。ソニアは法と正義を信じる刑事として動くが、制度が救えない人を目の前にした時、正しさを誰のために使うのか迷う。ベムたちの戦いは敵を倒して認められる話ではなく、認められなくても他者を救う行為に価値があるのかを問う。感想としては、怪異事件の緊張感と社会派のテーマを重ね、人間らしさを外見や出生ではなく選択と他者への向き合い方で描いた重い作品である。

読み方・略称・英題

BEM/ベム/妖怪人間ベム

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