2000年代 後半 / 全12話

DARKER THAN BLACK -流星の双子-

『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』は、2000年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はボンズ。主放送局・系列はMBS。放送期間は2009年10月8日 - 12月24日。話数は全12話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

東京に突如出現した不可侵領域地獄門と、特殊能力を持つ契約者をめぐる事件から二年後、冬のロシアで新たな物語が始まる。シベリアに暮らす少女蘇芳は、双子の弟紫苑や親友ターニャと平穏な学校生活を送っていたが、父パブリチェンコ博士の研究を狙う契約者たちの襲撃で日常を失う。蘇芳は流星核と呼ばれる装置や紫苑の秘密に導かれ、黒の死神と呼ばれた黒や銀と行動を共にすることになる。行方不明の家族を追う旅は、東京エクスプロージョン後の世界と契約者の未来、そして人間の記憶がどこまで本人を形作るのかという問いへつながっていく。

豆知識・雑学・よくある質問

第1期から二年後を舞台にした続編で、主人公の立場を黒から少女蘇芳へ移した点が大きな特徴。契約者は特殊能力を使う代わりに、能力発動後に対価を支払う存在で、能力の強さだけでなく対価の内容が人物の性格や悲劇を表している。蘇芳は最初から戦士ではなく、父を失い、クラスメートの記憶を消され、逃げる過程で狙撃や契約者の戦いに巻き込まれる。ロシアから日本へ向かう移動劇として各地の組織や諜報員が交差し、三鷹文書やイザナミや流星核の情報が終盤の世界観へ集約される。重い設定の中にも猫や食事や旅行の場面を置き、荒廃した世界での小さな生活感を保っている。

視聴者の感想・考察まとめ

蘇芳の成長は、能力を手に入れて強くなるだけではなく、自分の記憶が本当に自分のものなのかを問い続ける過程として描かれる。弟紫苑との違いは身体や能力の差ではなく、他者から与えられた記憶と本人が選び取った経験の差にある。黒もまた過去の喪失によって感情を閉ざしていたが、蘇芳を守る旅の中で再び誰かに関わることを選ぶ。契約者を人間らしさの欠如した存在として扱わず、むしろ合理的に生きる彼らが対価や孤独を抱える様子を見せるため、普通の人間と異能者の境界が揺らぐ。星や流星のモチーフは、遠くの運命を見上げる少女が自分の足で未来へ進む物語を象徴している。

読み方・略称・英題

DARKER THAN BLACK -流星の双子-(DTB)

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