1970年代 / 全74話

UFOロボ グレンダイザー

『UFOロボ グレンダイザー』は、1970年代のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社は東映動画。主放送局・系列はCX。放送期間は1975年10月5日 - 1977年2月27日。話数は全74話です。

あらすじ・ネタバレ

フリード星の王子デューク・フリードは故郷をベガ星連合軍に滅ぼされ地球へ逃れてきた。地球では宇門大介と名乗り宇門博士の牧場で身を隠していたがNASA帰りの兜甲児が帰国した頃からベガ軍の円盤獣が地球へ侵攻を開始する。大介はフリード星の守護神ロボであるグレンダイザーに乗り甲児の支援や牧場の仲間たちとともに故郷を奪った敵へ立ち向かう。敵の攻撃には過去の知人や同じ星の生き残りが利用されることもあり大介は戦うたびに復讐心と地球を守る責任の間で揺れる。宇宙から来た王子が異星人としての孤独を抱えながら地球の仲間との絆を深めベガ大王の侵略を止める長編ロボットドラマである。

豆知識・雑学・よくある質問

『UFOロボ グレンダイザー』は『マジンガーZ』と『グレートマジンガー』から連なる世界観を持つ永井豪原作のテレビアニメでグレンダイザーはUFOスペイザーと合体して飛行や宇宙戦を行う。主人公のデューク・フリードは地球では宇門大介として暮らし兜甲児は地球側のパイロットとして物語へ加わるため異星の王子と地球の科学者という二つの視点が並ぶ。円盤獣は毎回の敵メカでありながらベガ軍に利用された人間や異星人の事情が描かれる回もあり単純な侵略退治に終わらない。よくある質問としてマジンガーシリーズとの関係はあるが主役ロボと主人公は交代しており本作単独でも宇宙戦争と牧場の日常の対比を楽しめる。デュークの幼なじみナイーダを扱う悲劇的なエピソードなど故郷喪失と再会を軸にした人間ドラマも大きな見どころである。

視聴者の感想・考察まとめ

グレンダイザーの戦いは地球を守る正義と故郷を取り戻したい復讐心が重なっているため大介は勝利しても失った星を取り戻せない。牧場での穏やかな生活は彼にとって逃げ場所ではなく異星人である自分が初めて家族として受け入れられた場所であり侵略から守る意味を与える。甲児との関係も最初から完全な友情ではなく互いの能力や大介の秘密をめぐる不信を乗り越えて共闘へ変わる。円盤獣の中にかつての知人や同胞の影が現れることで敵を倒すことが必ずしも心の傷を癒やさないと示される。UFOスペイザーとの合体や必殺技の派手さは宇宙活劇の魅力だがその背後には移民として生きることと居場所を守ることの物語がある。海外でも強い人気を得た理由は巨大ロボットの爽快感と故郷喪失の普遍的な感情を同時に描いた点にある。

読み方・略称・英題

UFOロボ グレンダイザー / グレンダイザー

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