月刊コミック電撃大王 / 通常連載
きみは終末
『きみは終末』は、月刊コミック電撃大王の連載中作品として記録されている漫画です。出版社はKADOKAWA。作者(作画)は仲谷鳰。連載期間は2025年11月号 - 連載中。
あらすじ・ネタバレ
空に入ったひびから異空間が流れ込み、世界のあちこちが破壊されてから6年。社会がそれなりの平穏を取り戻した世界で、高校生の黒森由崇と星名或は、周囲から見れば仲のよい恋人同士として暮らしている。しかし、或には世界の異変と密接に関係する重大な秘密があり、彼女の正体は人間とは異なる異形の存在だった。由崇は或の秘密を知りながらも、今ある日常と二人の関係を守ろうとする。終末を引き起こしかねない力を持つ少女と、幸福を諦めかけていた少年は、普通の恋人のように学校生活を送りながら、世界の敵として追われる危機に直面する。異形の少女と少年の恋愛を軸に、世界の破滅と日常の幸福を描くファンタジーラブコメである。
豆知識・雑学・よくある質問
作者は仲谷鳰で、『やがて君になる』などを手がけた漫画家。空のひびから異空間が入り込んだという終末後の世界を舞台にしながら、物語の中心は高校生二人の恋人生活に置かれている。よくある質問として完全なポストアポカリプス冒険譚なのかという点があるが、異形の存在や世界の危機を扱いつつ、恋愛コメディとしての会話と日常も重視される。タイトルの「きみ」は恋人を、「終末」は少女の秘密と世界の危機を指す二重の意味を持つ。
読者の感想・考察まとめ
世界を滅ぼす可能性のある存在が、恋人としては愛らしく、日常の中では普通の少女のように振る舞う。この落差が、敵を外見や分類だけで判断することの危うさを示している。由崇が或を守ろうとする行為は、世界全体の安全と一人の大切な人の幸福が衝突する選択でもある。終末を回避することが必ず最良の結末とは限らず、何を守るために何を諦めるのかが問われる。破滅的な力を持つ者にも、恋をし、笑い、普通に暮らしたいという願いがあるという点が、作品の切なさとユーモアを生んでいる。
読み方・略称・英題
きみは終末 / きみはしゅうまつ
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