月刊アフタヌーン / 通常連載

ほしのこえ

『ほしのこえ』は、月刊アフタヌーンの通常作品として記録されている漫画です。出版社は講談社。作者(作画)は佐原ミズ/新海誠。連載期間は2004年4月号 - 2005年2月号。

あらすじ・ネタバレ

中学三年生の長峰美加子と寺尾昇は、互いに好意を抱きながらも気持ちをはっきり伝えられないまま、別々の道へ進む。美加子は国連宇宙軍の選抜メンバーとなり、リシテア艦隊の一員として地球を離れる。昇は地上で高校生活を送り、二人をつなぐのは携帯電話のメールだけ。宇宙船が地球から遠ざかるほど、メールの往復にかかる時間は長くなり、二人の時間と距離は決定的にずれていく。

豆知識・雑学・よくある質問

「ほしのこえ」は新海誠が個人制作した短編アニメーションを原作とするコミカライズ作品。SF設定の中心にあるのは、宇宙航行による通信遅延と、地球に残る人間の時間差である。美加子はリシテア艦隊のトレーサーとして選ばれ、木星圏などへ向かう。よくある質問は「二人は会えるのか」だが、物理的な距離より、異なる時間を生きることの切なさが主題になっている。

読者の感想・考察まとめ

メールは距離を越える便利な道具に見えるが、通信に何年もかかる世界では、届いた時点で送った人も受け取る人も変わってしまう。それでも二人が言葉を送り続けるのは、相手との現在を完全に共有できなくても、つながりを諦めないためだ。宇宙戦争の大きな設定を背景に置きながら、作品の中心には、成長の速度がずれた二人の初恋と待つ時間がある。

読み方・略称・英題

ほしのこえ / The Voices of a Distant Star

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