月刊コミック電撃大王 / 通常連載

星喰い殺しのイグナロ

『星喰い殺しのイグナロ』は、月刊コミック電撃大王の過去掲載作品として記録されている漫画です。出版社はKADOKAWA。作者(作画)は山路新。連載期間は2024年4月号 - 2025年9月号

あらすじ・ネタバレ

星を喰らう異形の存在と、古代から残る機械や遺産が世界を支配する時代。イグナロは、神を殺すための手がかりを求めて旅を続ける。彼が向かう先には、大量の遺産が眠る鉱脈「機脈(ネスト)」があり、そこには過去の文明が残した力と、現代の人々が知らない危険が埋まっている。探し物をしていた旅人が機脈の徴を発見したことから、イグナロはその情報を手がかりに古代の神殿へ足を踏み入れる。遺跡では、神聖な存在として崇められてきたものの正体や、星を喰う力と人間の歴史のつながりが明らかになっていく。イグナロは仲間や敵と出会いながら、神を弑するという目的が世界を救うのか、それとも新たな災厄を呼ぶのかを問われる。

豆知識・雑学・よくある質問

作者は山路新。『月刊コミック電撃大王』で連載され、KADOKAWAの電撃コミックスNEXTから全3巻が刊行された。公式作品紹介では、旅人が大量の遺産の眠る機脈(ネスト)の兆候を発見し、イグナロが神を殺す手がかりを求めて古代神殿へ入る展開が示されている。題名の「星喰い殺し」は、宇宙的な規模の存在と、それに立ち向かう殺意を組み合わせた言葉で、単純な剣と魔法の冒険とは異なるSF・ダークファンタジーの雰囲気を持つ。機脈は鉱山や遺跡であると同時に、旧文明の技術が眠るダンジョンでもある。2024年末に第2巻、2025年春に第3巻の刊行情報が確認でき、短い巻数で旅と神殺しの物語を完結させている。

読者の感想・考察まとめ

神を殺すという目的は、一般的な冒険譚の「魔王を倒して世界を救う」構図を反転させる。神が本当に世界を守る存在なのか、あるいは人間を管理する巨大な装置なのかによって、イグナロの行為は解放にも破壊にもなりうる。機脈に眠る遺産は、過去の文明が残した便利な力である一方、現在の人々が扱い方を知らない危険な負債でもある。星を喰う存在を倒すには、その力を使う必要があるかもしれず、敵と同じ力に近づくほど主人公自身の人間性が揺らぐ。古代神殿を調べる旅は、神話の真相を知るだけでなく、誰が歴史を書き、何を神聖なものとして残したのかを掘り起こす作業になる。壮大な設定の中で、目的の正しさを力の大きさで証明できない点が作品の緊張感を生む。

読み方・略称・英題

ほしくいごろしのイグナロ

備考

2025年10月号にて、執筆継続困難のため連載終了の告知

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