ファミ通コミッククリア / 通常連載

ROBOTICS;NOTES Phantom Snow

『ROBOTICS;NOTES Phantom Snow』は、ファミ通コミッククリアの過去掲載作品として記録されている漫画です。出版社はエンターブレイン。作者(作画)は郷。原作者などは5pb.(原作)です。連載期間は2012年7月27日 - 2013年8月9日。全2巻・全12話。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

中央種子島高校ロボット研究部に所属しながら、活動にはあまり積極的でない八汐海翔は、いつも持ち歩いているポケコンに、幽霊だと噂される少女の姿が現れるのを目撃する。端末の中に突然現れた存在は、単なるARの不具合なのか、それとも種子島で起きている事件と関係するのか。海翔は少女の正体を確かめようとするうち、ロボ部の日常から外れた厄介事へ巻き込まれていく。現実の島、ポケコンに表示される拡張現実、ネットワーク上の情報が重なり、見えているものが本物かどうか分からなくなる。原作の世界観を踏まえながら、海翔を中心に「幽霊の少女」の謎を追うコミカライズである。

豆知識・雑学・よくある質問

原作は5pb.、漫画は郷で、ファミ通コミッククリアに掲載された全2巻のコミック。電子書店の公式紹介では、ロボット研究部に所属するものの積極的ではない海翔のポケコンに、幽霊と噂される女の子が現れ、彼が面倒事に巻き込まれると説明されている。タイトルのPhantom Snowは本編の事件を別角度から描く副題で、単なるロボット制作漫画ではなく、ポケコンとARを使ったミステリー要素が中心。よくある質問として、独立した完全新作なのかという点があるが、「ROBOTICS;NOTES」の世界・登場人物を使った派生コミカライズであり、本編の設定を知っているほど海翔の態度や島の日常との対比を理解しやすい。

読者の感想・考察まとめ

海翔が幽霊の少女に出会う構図は、拡張現実が発達した世界で「見えること」と「存在すること」が一致しない問題を示している。画面に現れる像は、誰かが作ったデータかもしれず、見た人の感情や記憶によっても意味が変わる。海翔がロボ部に距離を置く人物だからこそ、熱意で突き進む仲間とは違う角度から異常を観察できる。ロボット制作のような物理的な活動と、ポケコンに現れる不可思議な像を並べることで、技術が現実を豊かにするだけでなく、現実の境界を曖昧にすることも描かれる。幽霊の正体そのものだけでなく、なぜその姿が海翔の前に現れたのかを考えるのが読みどころである。

読み方・略称・英題

ROBOTICS;NOTES Phantom Snow

備考

掲載サイト: ファミ通コミッククリア(Web連載)

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