2020年代 前半 / 全25話

おそ松さん(第3期)

『おそ松さん(第3期)』は、2020年代 前半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はstudioぴえろ。主放送局・系列はTX。放送期間は2020年10月13日 - 2021年3月30日。話数は全25話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

ニートで大人になった松野家の六つ子、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松が、相変わらず実家でだらだらと暮らしている。仕事も恋人も安定した将来もない六人は、暇つぶし、金もうけ、見栄、兄弟げんかのためなら、社会のルールや物語の定番を平気で踏み越える。第3期では、AIロボットのオムスビや新おそ松など新しい存在も登場し、六つ子の立場を脅かしたり、逆に騒動へ巻き込まれたりする。パロディ、時事ネタ、メタ発言、ブラックなギャグが連続し、前の話で起きたことが次の話では無かったことになる場合もある。最終回でも、六つ子は特別な成長や就職を果たすのではなく、パジャマ姿で暇を持て余しながら、また次の騒ぎを始められる日常へ戻っていく。

豆知識・雑学・よくある質問

テレビ東京公式のエピソード紹介では、第3期の1話で葬られた新おそ松の復活、AIたちのA-1グランプリ、六つ子の契約更改など、既存の六つ子に新たな競争相手や社会の仕組みをぶつける話が並んでいる。原作『おそ松くん』の子ども時代を踏まえつつ、アニメでは六つ子を大人のニートとして描き、働かないことや自立できないことを笑いの中心にしている。よくある質問の「六つ子は誰が一番まともなのか」については、エピソードによって役割が入れ替わり、まともさ自体がギャグの道具になる。兄弟それぞれの服の色や性格の違いは識別の手掛かりだが、基本的には全員が自分勝手で、全員が家族に依存している。第3期もシリーズらしい破天荒な短編構成を受け継いでいる。

視聴者の感想・考察まとめ

六つ子は成長しないから面白いのではなく、成長しようとしては失敗し、失敗してもまた同じ家へ戻れる関係があるから笑えるのだと思う。社会に適応できない彼らは、現実なら困難な存在だが、兄弟が互いの欠点を徹底的にからかいながらも、誰かがいなくなると気にする。その依存は温かい家族愛とは言い切れず、甘えや怠惰も含んでいるからこそ生々しい。AIのオムスビや新おそ松の登場は、新しい才能や若い世代に追い抜かれる不安を六つ子へ突きつけるが、彼らは勝利よりも自分たちのくだらない日常を選ぶ。メタ発言やパロディは、キャラクターが物語の都合を理解しているように見せ、長期シリーズのマンネリさえ笑いへ変える。第3期の「ひま」という終わり方も、何もないことを肯定するのではなく、何もない六人を見続ける楽しさを示している。

読み方・略称・英題

おそ松さん第3期

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